Windows Vista について

基本

設定・カスタマイズ

活用

概要

Windows Vistaはこれまでの改良型とことなり、新たに作り直された新しいOSです。しかし、Windows XPとの互換性は高く、シンプルなアプリケーションであればそのまま動作することが多いです。

Windows Aero機能では、多くのウインドーを表示してもCPUの負担が少なく安定します。サムネイル表示機能により、タスクバーに閉じたウインドーが探しやすくなりました。(Vista Home BasicにはAero機能がありません)

その他、大容量メモリを搭載している場合に空いているメモリを活用して起動を高速にするなど、最新のパソコンの性能をフルに発揮できるように作られています。

Windows Vistaでは動作が重いと言われていますが、当時のWindows XPよりもかなり良い状態です。20万円以下のPCでも快適に動作します。(起動もWindows XP搭載の古いPCよりは速い)

Windows Vistaでは、初期設定ではUACが有効になっていますが、インターネットセキュリティーを導入して正しく機能している場合は無効にしてしまって構いません。

UACはセキュリティー知識の乏しい初心者が不正なプログラムを実行させるのを防ぐのに役立ちますが、一般のアプリケーションの動作も止められてしまうなど、とても使いにくくなってしまう機能でもあります。UACを無効にしてもWindows XPよりは高いセキュリティーが確保されています。UACが有効状態では、ファイルのセキュリティーが強力すぎるために、一部のアプリケーションで登録した顔文字などのユーザー辞書が使用できなくなり文字変換ができなくなるなどの問題もあります。

Windows 7はWindows Vistaの改良型になります。Windows Vistaは新たに作られたOSであるため、動作の最適化や使いやすさの訴求が不十分ですが、そういった問題はWindows 7で大きく改善します。Windows 7は現在開発中です。基本はVistaと同じであるため、Windows Vistaとの互換性はほぼ100%、XPとの互換性はVistaと同等になります。