Windows Vistaの種類
製品パッケージの種類
Windows VistaはXPよりも多くのパッケージに分かれています。
大きな違いは、家庭で使用するならHomeを仕事で使用するならBusinessを選びます。
Home Basicは機能が大幅に省かれておりシンプルな作りです。UltimateはHomeとBusinessの全機能を持つ最上位パッケージとなります。
通常版は新規に導入するためのパッケージで、アップグレード版はWindows XPからVistaに乗り換えるためのパッケージです。アップグレード版は通常版よりも安い価格で提供されます。すべての組み合わせでクリーンインストールが可能です。アップグレード元となるWindows XPの種類とWindows Vistaの種類によりアップグレードインストールができない組み合わせがあります。詳しくはWindows Vista アップグレード
DSP(OEM)版は組み込みPC向きで、特定のパーツと一緒に購入することができる安い製品ですが、ライセンスが同時購入したパーツと一緒に使うこと、マイクロソフトの無償サポートが受けられないといった条件があります。
家庭・プライベート向き Home
Windows Vista Home Basic
インターネット利用を主体とする簡易版。高いセキュリティーと安全性が確保されています。
Windows XPではHome Editionに相当しますが、Windows Vistaの特徴であるWindows Aero機能がありません。
性能の低い低価格PCをご使用の場合や、Windowsの機能はあまり必要としない人に。
Windows Vista Home Premium
家庭でパソコンを活用するためのパッケージです。Home Basicの機能に加えて新しいインターフェースのWindows Aero機能や写真・動画・テレビ・音楽といったマルチメディア機能があります。
Windows XPではMedia Center Editionに相当します。
Windows Vista Home Premiumが家庭用で一番選ばれるパッケージになります。
仕事・ビジネス向き Business
Windows Vista Business
スケジュール管理や会社のネットワークに接続して仕事をするために必要なパッケージです。
企業ではVista発売後もしばらくはWindows XP Proffesionalを使い続けると思われます。
仕事もプライベートも Ultimate
Windows Vista Ultimate
Windows Vista Home PremiumとBusinessの機能の他、ハードウェアによる暗号化ドライブ機能など、高度な機能が備わっています。32ビット版と64ビット版の両方が含まれています。仕事でもプライベートでもフルに活用できるパッケージです。
パソコンを使いこなす個人や、企業に選ばれるパッケージになります。