グラフィックカードGeForceのGT200とGT300シリーズをまとめています。
GeForce GT200系と9000系のリネームです。Direct X10対応とX10.1対応があります。ゲームではX10.1とX10の差はあまり気になりませんが、Windows 7はX10.1で効率のよい処理を実現しています。
★★★☆☆ ノートPCに搭載
Direct X10.1対応。GeForce GT240に近い性能。
3Dゲーム用のノートPCに搭載されます。Direct X9の性能が低いため、オンラインゲームにはGT 400M系やRadeon搭載の方が安心。組み合わされるCPUの性能と価格を考慮するとこのクラスで妥協する人が多い。
★★★☆☆ ノートPCに搭載
Direct X10.1対応。GTS360Mよりも少し性能が低い。
★★★☆☆ GT240と同じ
Direct X10.1対応。
3Dゲーム性能は9600GT以下ですがPhisXやCUDAを活用するアプリケーションでは9600GTを超える性能を持ちます。最大消費電力は70Wでアイドル時は9Wの低消費電力。PCI-E補助電源は不要。
現在OEM専用で単体販売はありません。
★★☆☆☆ ノートPCに搭載
Direct X10.1対応。GT220に近い性能。GTS 250Mより性能が低い。
低解像度で軽いゲーム向き。
☆☆☆☆☆ 9800GT GreenEdition以下
Direct X10対応。
9800GTGEからメモリ性能を低くしたモデルです。最大消費電力は75WでPCI-E補助電源は不要。GT340よりも設計が古いため性能が低くて高い消費電力となっています。
現在OEM専用で単体販売はありません。
★☆☆☆☆ GT240の性能低下版
Direct X10.1対応。
GT340からシェーダー数を減らしメモリ性能を低くすることで最大消費電力は43W。PCI-E補助電源は不要。GT220よりもシェーダー数が増えて(48 → 72)クロックは下がって(625MHz/1360MH z→ 540MHz/1302MHz)います。
現在OEM専用で単体販売はありません。
☆☆☆☆☆ GeForce 210と同じ
Direct X10.1対応。
最大消費電力は30.5WでPCI-E補助電源は不要。古いチップセットに内蔵グラフィックよりマシな程度の性能。
現在OEM専用で単体販売はありません。
最新世代のnVIDIAのビデオカードです。CUDAにより、動画エンコードなどがCPUの性能が低くても高速に処理できるようになります。(CUDAに対応したソフトウェアが必要です)
★☆☆☆☆ 最高性能を求める方に。フルHD以上の高解像度を高画質設定で楽しみたい方に。
GTX285よりも性能が低いGPUを2基搭載し、GeForce GTX275のSLI接続に匹敵する性能です。最大消費電力が282Wで、+12Vが40A以上の550W以上の電源が必要とされています。PCI-E補助電源コネクタは8pin+6pinの接続が必要です。
Direct X10対応です。Direct X11対応のRadeon HD5970をおすすめします。
★★★★☆ 消費電力低下でバランスのとれた高性能。
プロセスルールが55nmを小さくなったことでGTX280よりも大幅に消費電力が少なく最大消費電力が183Wになりました。(GTX260相当で、12Vが36A以上の500W以上の電源を推奨?) 性能はクロック向上分僅かに性能も高まっています。PCI-E補助電源コネクタは6pin+6pinの接続が必要です。
Direct X10対応です。3Dゲーム性能よりも物理演算のPhysX(GeForce に最適化された一部のゲーム)とGPGPUのCUDA(動画変換など)を重視する方に。GeForceに最適化されていない一般的なゲームではRadeon HD5850がおすすめ。
★☆☆☆☆ 電圧を高めることでGTX285に近づけたモデル
電圧を高くしたことで消費電力が増加。GTX285の生産がうまくいかないため追加されたモデル。最大消費電力は219W。消費電力がGTX285よりも高いですが、GTX285に近い性能で価格が安いのが特徴。PCI-E補助電源は6ピンを二つ使用。価格差を気にしないならばGTX285へ。
Direct X10対応です。GTX285が手に入らない場合の代用品としてお選びください。
★☆☆☆☆ GTX275の代用として
GTX 280から性能と消費電力を抑えたモデル。最大消費電力は210W(55nm版は183W)で、定格出力550W以上の電源が推奨。されています。GTX260は6ピンを二つ使用します。
Direct X10対応です。GTX285/GTX275が手に入らない場合の代用品としてお選びください。
★★★☆☆ ノートPCに搭載
Mobility Radeon HD 4870やGeForce 9800M GTXよりも高性能。ノートPCで負荷の高い3Dゲームを楽しみたい場合に選ぶモデル。デスクトップのGTX系とは設計が異なり性能も大幅に低くなっています。TDPが25Wに抑えられています。
★★★☆☆ ノートPCに搭載
Mobility Radeon HD 4850相当の性能。ノートPCで1920x1080など高い解像度で3Dゲームを楽しむならこのクラス。外部液晶モニターやテレビに出力して楽しむ場合にも(PC本体が対応している場合)。TDP25W。
★★★☆☆ Direct X9世代のゲームにおすすめ
基本仕様はGeForce 9800GTX+と同じで、カード長が短くなり、PCI-E補助電源は6ピンが1つのみとなりました。価格が安くなり性能は9800GTX+と同等です。消費電力は141Wで、定格出力が450W以上の電源が推奨されています。
Direct X10対応(10.1未対応)です。 補助電源不要な下位モデルよりも大幅に性能が高く、補助電源接続が2本必要なGTX260よりも大幅に消費電力が低いバランスの良いモデル。低解像度の高画質ゲームに。
★★★☆☆ 強化されたCUDAとDirect X10.1に対応したモデル
3Dゲーム性能は9600GT以下ですがCUDAを活用するアプリケーションでは9600GTを超える性能を持ちます。最大消費電力は70Wでアイドル時は9Wの低消費電力。PCI-E補助電源は不要。
★★★☆☆ ノートPCに搭載
GeForce GTS160Mは9800MやMobility Radeon HD 4670相当の性能です。負荷の高い3Dゲームを高画質で楽しむのでなければ、多くの3Dゲームが快適に楽しめます。TDP16W。
★★☆☆☆ ノートPCに搭載
GeForce 9700M GT相当。サブとしてノートPCでもゲームを楽しむのならこのクラス。
★★☆☆☆ 一般販売開始
GeForce 9500GT以上の性能ですが、9600GTよりは大幅に低い性能です。Direct X10.1対応。
★☆☆☆☆ 一般販売開始
GeForce 9400GTと同等の性能ですがDirectX10.1に対応しています。
★★☆☆☆ ノートPCに搭載
解像度の低いちょっとしたゲームや、動画再生にはこのクラス。
性能 | GeForce DX10対応 |
GeForce DX10.1対応 | GeForce DX11対応 | Radeon DX11対応 |
Radeon DX10.1対応 |
価格帯 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
G9x | GT20x | GT21x | GF10x | RV8x | RV7x | ||
高い | HD5970 | ||||||
↑ | (GTX295) | 6~5万円 | |||||
GTX480 | HD5870 |
HD4870X2 | 5~3万円 | ||||
GTX470 GTX460 GTX465 |
HD5850 | ||||||
GTX285 (GTX280) |
4~2万円 | ||||||
(GTX275) | HD5830 | ||||||
(GTX260) | HD5770 | HD4870 | 2.6~1.6万円 | ||||
GTS250 9800GTX+ |
GTS450 | HD5750 | HD4850 | 1.6~1.2万円 | |||
9800GT GT330 |
HD5670 | HD4770 | 1.3~1.1万円 | ||||
9600GT |
GT340 GDDR5 GT240 GDDR5 |
1.4~0.8万円 | |||||
GT340 DDR3 GT240 DDR3 |
HD4670 | HD4670 | |||||
GT320 GT220 |
GT430 | HD5570 HD5550 |
9000~6000円 | ||||
9500GT | HD4650 | ||||||
↓ | 9400GT | HD5450 | HD4550 | 1.4~0.5万円 | |||
低い | 310 210 |
HD4350 | HD4350 | 7000~4000円 |