グラフィックカードGeForceの9000シリーズをまとめています。
こちらもCUDAに対応していますが、性能によってはCPUで処理をするよりも遅くなる場合があります。Direct X10対応でX10.1対応ではありません。
一部のGeForce 9000シリーズは今でも現役で選ばれています。最新のミドルレンジであるGT340はGT240のリネーム(名前を変えただけ)であり、GT240は9600GTよりも性能が低いです。最新のGeForceには性バランスの良いミドルレンジが存在しないため代わりに、GTS250(9800GTX+)や9800GTの低消費電力版が選ばれています。
9600GTは現在はクロックやビデオメモリ性能を低く設定されたモデルが多いため、予定よりも性能が低いモデルの恐れがあるため、価格差が少ないので9800GTをおすすめします。
CUDAやPhysXを活用する場合はGTX200やGTX400を、Direct X10.1を活用する場合はGT200以降をお選びください。
☆☆☆☆☆ GTS250に置き換わる
消費電力低下と補助電源が少なくなったGTS250に置き換わり、現在は在庫残りのみ。
消費電力は145Wで、定格出力500W以上の電源を推奨。PCI-E6ピン補助電源を2つ接続します。消費電力が141Wの55nm版も発売されました。更に、補助電源の接続が1本のみになったGTS250も新登場。
★★★★☆☆ 補助電源不要のお買い得モデル
GeForce 8800GTと同じ性能。現在は補助電源接続が不要な低消費電力版が発売中。少しでも高い性能が欲しい場合に9600GTではなく9800GTへ。低消費電力版(Green Edition/ECO)は標準モデルよりも性能が低くなっています。
★★★☆☆ ワイドでの高画質ではないオンラインゲームに最適!
消費電力が低下して性能も少し低下する新型GeForce 9600GT GEエディションが登場。PCI-E補助電源が不要になります。(消費電力が変わらずに補助電源を無くしたモデルもあるので注意)
★☆☆☆☆ 低解像度や設計の古いシステムのゲームではこれでも十分
GeForce 8600GT~8600GTS相当の性能。補助電源の接続が不要。9600GTよりも大幅に性能が低く、解像度の低いゲーム向き。
☆☆☆☆☆ ビデオカードを新規に搭載したい場合に
GeForce 8500GTに近い性能。ビデオカートを搭載していないPCへの新規搭載に。性能が低いCPU搭載でも動画再生支援機能により、パソコンでフルHDコンテンツの視聴が可能。
性能 | GeForce DX10対応 |
GeForce DX10.1対応 | GeForce DX11対応 | Radeon |
価格帯 |
---|---|---|---|---|---|
高い | HD5970 | ||||
↑ | GTX295 | 6~5万円 | |||
GTX480 | HD5870 |
5~3万円 | |||
GTX470 | HD5850 | ||||
GTX285 GTX280 |
4~2万円 | ||||
GTX275 | |||||
GTX260 | HD5770 | 2.6~1.6万円 | |||
GTS250 9800GTX+ |
HD5750 HD4850 |
1.6~1.2万円 | |||
9800GT GT330 |
HD5670 HD4770 |
1.3~1.1万円 | |||
9600GT | HD4670 |
1.4~0.8万円 | |||
GT340 GDDR5 GT240 GDDR5 |
|||||
GT320 GT220 |
HD5570 HD5550 |
9000~6000円 | |||
9500GT | HD4650 | ||||
↓ | 9400GT | HD5450 HD4550 |
1.4~0.5万円 | ||
低い | 310 210 |
HD4350 | 7000~4000円 |