Q:メディアプレーヤーでの再生で映像は問題が無く雑音が生じてしまう。IE8やPower DVDでは問題なく、スキャンディスクやウイルススキャンも問題がない。
考えられる可能性として、
・再生するために必要なCodecに問題がある
・サウンドデバイスとの相性
・キャッシュの破損
・再生するファイルの問題
まず、特定のファイルでのみ問題が生じる場合は、そのファイルがメディアプレーヤーでの再生に不向きだと判断することができます。
同じ系統のファイルで異常が発生する場合は、その系統を再生するために使われるコーデックに不具合があると考えられます。もし、標準では存在しないコーデックを別途インストールしているのであればそれが原因の可能性が高いです。コントロールパネルの『プログラムの追加と削除』で追加したコーデックのアンインストールが可能であれば試してみてください。
すべての動画で発生する場合はメディアプレーヤーからサウンド系統へのデータの受け渡しに問題が発生していることが考えられます。メディアプレーヤーのメニューのオプション(ALTキーを押すと表示されます)で、『プライバシー』にある『履歴』と『キャッシュ』を消去してみてください。
システムキャッシュが悪影響している可能性もあるので、『C:\Windows\Temp』と『C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Temp』(Windows 7/Vistaの場合)(正式なフォルダ名の『Users』はエクスプローラーでは別名の『ユーザー』と表示される)の中にあるフォルダやファイルを削除してみてください。表示されない場合はエクスプローラーでALTキーを押してメニューを表示させて、『ツール』の『フォルダオプション』。使用中のキャッシュは削除できないため、できるだけプログラムを終了させてから削除します。それでも削除できないファイルが残ることがありますが、メディアプレーヤーの動作には関係ないと思われます。
Q:Windows7のエクスペリエンス インデックスで、GeForce 8600GTのスコアが5.6の評価であり、スコアを7にするにはどのグラフィックカードを使えばよいのか。
参考に、所有しているGeForce 9600GTが6.8、Radeon HD4850/5750が7.3ですので、GeForce GTS250(9800GTX+)以上、Radeon HD5750(HD4850)以上が7クラスになると思います。ゲームのベンチマークなどではなくWindowsの評価ですので、グラフィックカードの性能以外の影響でスコアは多少変わるかもしれません。
Q:初期スタートでHDDが1台起動せず、再起動すると動作する。480Wの電源では足りないのか?
電源が劣化して出力が弱っている可能性があります。
定格出力の480Wは電源が正常に機能している時、最大出力の480Wならば短時間に提供できる容量になります。製品が劣化していくとそこから低くなっていきます。品質の低い電源ほど劣化が早く進行します。
HDDが必要としている電圧の出力が足りない可能性があります。
HDDでは+12V以外も多く使うものもあり、+12V以外の出力が不足している可能性があります。
+12Vが複数系統に分かれている場合、同じ系統内での電力が不足している場合があり、別の系統のケーブルに接続することで解決できる場合があります。複数のケーブルがあり、1本のケーブルにたくさん接続するとこの問題が発生します。
HDDの不具合の可能性があります。冷えていると起動に失敗するHDDもあるようです。
Q:容量にバラツキがあるのでフェアじゃない
・ハードディスクの性能を比較
上記のページではUSB、SATA、PATAの比較を行っています。主にインターフェースのご参考にしてください。
SATAドライブの各製品の容量が異なるのは容量も含めた製品の違いとしてご参考にしてください。同じ容量の比較としては、
・1TBHDDの性能比較 ベンチマーク
を参考にしてください。
また、最新の情報は、
・目次:HDD/SSD
をご参照ください。
Q:グラフィックボードをRadeon HD5770に取り替えたら画面にノイズが発生する
以下のことを疑ってみてください。
Q:rappelzはこのサイトでいう最新の3Dゲームに属するのでしょうか?
ラペルズはDirectX9.0cのMMOですね。この手のゲームでは現在のビデオカードではGeForce 9600GT以上をおすすめします。DirectX10のアクションゲームほど性能に神経質になる必要はありません。
・rappelzの推奨動作環境
無料ゲームなのでインストールして確認しました。Radeon HD4850では、中仕様と高仕様に於いて狩り場では50fps前後でした。場所によって(カルタ地域)は40fpsを下回る場合もありました。オンラインRPGでは30fps以上あれば重さはほとんど感じません。
Q:DDR2メモリのVGAをDDR3メモリのVGAに交換したいのですが、問題なく使えますか?
グラフィックボードの中で完結していることなので何も問題はありません。
VRAMのみを交換することはできず、グラフィックボードの仕様に不満がある場合はグラフィックボードをそっくり交換することになります。
32bitOSで4GBのメインメモリを搭載している場合、VRAMの容量が使用できるメモリから差し引かれるため、メインメモリの使用できる容量が変化する場合があります。これは32bitのOSで扱えるメモリ空間が全部合わせて4GBまでという仕様上の限界によるものです。4GB以上は64bitで対応します。
Q: 起動ドライブに5400回転のHDDと7200回転を比較したらどの程度差がつくものなのでしょう?
回転数が少ないと、アクセス場所を変えるときに回転を待つ時間が発生します。これにより、シークタイム(Seek time)やアクセスタイム(Access time)が遅くなります。これは仕様でもある程度参考にすることができます。
起動ドライブを想定したベンチマークにPCMARKがあります。Startup項目の数値が大きければ、起動に掛かる時間が短くなります。他に、大きなアプリケーションの起動や、たくさんの画像のサムネイル表示などにも影響します。連続したファイルへのアクセスの場合はシークタイムの影響は少なくなります。
しかし、回転数以外の影響も大きいため、一律に申し上げることはできません。消費電力や騒音を抑えるために低回転数にしている場合は、回転数の違い以外でも遅くなる場合があります。転送速度が向上していることで、高い回転数の古いモデルが、最新の遅い回転数のモデルより性能が低くなることもあります。
具体的に回転数の違いは、読み込むファイルの量と、どれだけバラバラに記録されているかで変わってしまいます。
参考に、1TB HDDの性能比較 ベンチマークでは、回転数に関わらず遅いアクセスタイムです。WD10EACSのみ5400回転だといわれています(正確には公表されていない)がアクセスタイムは速い方に位置しています。しかし、それ以外の影響により、PCMARKの結果は遅くなりました。回転数にこだわるのではなく、ベンチマークを調べるのがよいかと思います。検索は「(欲しい型番) (PCMARKやBenchmark)」で検索すると調べたいHDDの結果が分かります。
Q: TSUKUMOのネットショップでは750GBのものが推奨になっています。 このTSUKUMOの「推奨」とは何を基準としているのでしょうか?
どこの部分での推奨でしょうか?HDD単体では750GBの「勧」マークは見つかりませんでした。お店の「推奨」や「オススメ」表記は、関係者にしか基準が分かりませんが、以下のことが考えられます。
人気が高いもの/苦情が少ないもの/特別な価格設定にしているもの/お店が売れて欲しいもの
等です。また、BTOなどの組み込み商品では単品とは基準が変わってきます。750GBになると、不足を感じることは少なく、容量面で推奨されるかもしれません。また、現在大容量で選ばれるのは1TBが割安なため、750GBが処分価格で推奨されているのかもしれません。
現在では、HDDのプラッタ容量は320~374GBになっていますので、640GBや750GBで高い性能が発揮できます。500GBなど半端な容量ではプラッタの1部分しか使われないため、性能が低くなる(250GBプラッタとあまり変わらない)場合があります。そのため、性能面で640GBや750GBが推奨される可能性があります。
Q: 週間アスキー2008 7月29日号の36ページに「レジストリ編集でもっと速く」の記事で「バッツファーのサイズを変更する」とありますが、バッファーサイズを大きくすると具体的になにがよくなるのでしょうか?
追記:Vistaの初期設定では、HDDから読み出す容量が512KB。512KBでは小さすぎるので1GBの物理メモリを積んでいるなら6MBにしよう。 と言うようにかかれてました。 またその文章の中に バッファーサイズが小さいと、やりとりの回数が多くなっておそくなり、大きすぎると小さいデータを送る効率が低下する とありました。なら適正値は?
週間アスキー2008 7月29日号は所有していないので詳細は分かりかねますがレジストリの IoPageLockLimitのことでしたら、データ入出力用の I/Oバッファ です。ここで指定されているサイズをメインメモリに確保します。
4MB、8MB、16MBを設定して検証してみましたが、設定による変化はありませんでした。HDDの速度は、
I/Oバッファの影響よりも、HDD自体の性能や、読み書きする位置(ディスクの先頭は高速、後方ほど低速になる)、断片化(無駄な動きが多くなって遅くなる)による影響の方が遙かに大きいです。
・VistaでIoPageLockLimitの検証