GeForce GTX 960 は3万円前後で販売されています。
GeForce GTX960 | GeForce GTX760 | GeForce GTX670 | |
CUDAプロセッサーコア数 | 1024個 | 1152個 | 1344個 |
コアクロック | 1127 MHz (1178 MHz) |
980 MHz (1033MHz) |
915 MHz (980MHz) |
ビデオメモリの種類 | GDDR5 | GDDR5 | GDDR5 |
ビデオメモリクロック | 7010 MHz相当 | 6008 MHz相当 | 6008 MHz相当 |
ビデオメモリ 容量 | 2GB | 2GBまたは4GB | 2GBまたは4GB |
ビデオメモリ バス幅 | 128bit 112.2GB/s |
256bit 192.26GB/s |
256bit 192.26GB/s |
最大消費電力(TDP) | 120W | 170W | 170W |
GeForce GTX960はGTX760の性能アップ版ではなく、電力パフォーマンスが最適化されています。
基本性能は下がりましたがクロックアップで補う形になっています。
GeForce GTX960は高負荷に弱いため、GTX760よりも性能が下がる場面があります。
動作クロックが大幅に高くなったGeForce GTX960とビデオメモリ周りの性能が高いGeForce GTX670の性能を比較します。
GeForce GTX960
GTX 960 GAMING 2G |
GeForce GTX670 GV-N670OC-2GD |
|
CUDAプロセッサーコア数 | 1024個 | 1344個 |
コアクロック | 1190 MHz (1253 MHz) |
980 MHz (1058MHz) |
ビデオメモリの種類 | GDDR5 | GDDR5 |
ビデオメモリクロック | 7010 MHz相当 | 6008 MHz相当 |
ビデオメモリ 容量 | 2GB | 2GBまたは4GB |
ビデオメモリ バス幅 | 128bit 112.2GB/s |
256bit 192.3GB/s |
電源コネクタ | 8pin | 8+6pin |
MSIのGV-N670OC-2GDはGeForce GTX960のOverClockモデルです。
ベースクロックが1127MHz → 1127 / 1190 / 1241 MHz
ブーストクロックが980MHz → 1078 / 1253 / 1304 MHzに高められています。
OC設定はMSI Gaming Appにより左から サイレント/ゲーミング/OC モードとなっています。
ここでは設定をしなかった場合の標準モードであるゲーミングモードでの性能となります。
ファンの幅が広くなり冷却能力が向上しています。温度が低いときはファンの回転が停止した状態で動作します。
電源コネクタは8pin 1つですが、8ピンの電源コネクタを持たない電源を使用している場合、標準設定で動作させる場合は付属の変換ケーブルを使い6pinでの接続も可能です。
MSI Afterbuner 等で消費電力が高くなるオーバクロック設定を使う場合は8pinで接続することで、消費電力の増大による不安定を解消できます。
GeForce GTX960は最大4つのモニター接続が可能になっています。
MSI GTX 960 GAMING 2Gでは、4Kモニタ対応のDisplayPort 1.2が3基とHDMI 2.0の1基が用意されています。
サイドのMSIロゴはLEDにより点灯します。
初心者でも簡単に動作モードを切り換えることのできる専用アプリです。
MSI GTX 960 GAMING 2Gでは3つのモードを簡単に切り換えて安定して動作することができますが、すべての製品で動作できる安全値であるため、性能の向上にはMSI アフターバーナーを使う方が遙かに高い性能を発揮することができます。
最新のソフトはMSI サポートでダウンロードすることができます。
・MSI 安心サポート
MSI アフターバーナーでは個体差に合わせて自分で安定して動作できる設定を試行錯誤で探す必要があります。MSIゲーミングAPPよりも高い性能を設定することができますが、最悪の場合、製品を故障させてしまう可能性があり保証対象外になることに注意が必要です。
・MSI アフターバーナー
当該当の製品以外でも共通して使うことのできるツールです。
オーバークロック以外に動作状況の確認やゲーム画面に表示したい項目をオーバーレイ表示することもできます。
Windows7での実用性を測るベンチマークです。
PCMARK7 v1.4 総合スコア | GeForce GTX960 | GTX670 |
---|---|---|
PCMark Score | 5404 | 5510 |
Creativity (クリエイティブ/制作) | 6716 | 6572 |
Entertainment (エンターテインメント/再生) | 5304 | 5496 |
動画と画像 | GeForce GTX960 | GTX670 |
---|---|---|
Video playback and transcoding / Video playback ビデオの再生 フレームレート |
23.98 fps | 23.98 |
Video playback and transcoding / Video trancoding - downscaling ビデオの変換速度 |
5166.67 kB/s | 6347.46 |
Video Transcoding - high quality 高画質なビデオの変換速度 |
1660.01 kB/s | 1667.46 |
Image manipulation 画像の操作 ピクセル数 |
22.86 Mpx/s | 22.63 |
Webブラウザ | GeForce GTX960 | GTX670 |
---|---|---|
Web browsing and decrypting / Web browsing Webの表示 ページ数 |
15.77 pages/s | 15.94 |
Web browsing and decrypting / Data decrypting Webの表示 データ量 |
118.25 MB/s | 117.50 |
Web browsing with 2x3 tabs / Web browsing 1 2つのウインドーと3つのタブ表示 その1ページ数 |
15.08 pages/s | 15.23 |
Web browsing with 3 tabs | 16.09 pages/s | 16.28 |
基礎グラフィック性能 | GeForce GTX960 | GTX670 |
---|---|---|
Graphics - DirectX 9 | 78.99 fps | 84.00 |
Graphics - DirectX 10 - texture fill | 71.24 fps | 97.78 |
Graphics - DirectX 10 - color fill | 16.82 fps | 13.57 |
Graphics - DirectX 10 - POM | 91.75 fps | 84.95 |
Graphics - DirectX 10 - GPU cloth | 77.80 fps | 81.42 |
Graphics - DirectX 10 - GPU particles | 104.63 fps | 110.44 |
Graphics - DirectX 10 - Perlin noise | 200.00 fps | 187.22 |
TMPGEnc Video Mastering Works 5による動画変換です。
ドライバのバージョンによりCUDAエンコードが使えなくなったため、X.264エンコードを使い設定を変更しました。
以前の変換速度との比較の互換性がありません。
AVCHDビデオ(1920x1080 22Mbps)をX.264によるMP4 HDサイズ(1280x720 VBR固定品質:54)にGPU機能を使って変換します。
フィルターありでは、インターレースの解除、映像ノイズの除去、色調補正、を行い変換します。ビデオカメラの動画編集でよく使うフィルター処理です。
動画変換時間 (minute:second) |
GeForce GTX960 |
GTX670 | CPU Core i7-3770K |
---|---|---|---|
HD 1280x720 | 13:25 | 13:01 | 57:59 |
PCMARK7のビデオの変換速度がGTX960はGTX670よりも低く出ていましたが、TMPGEnc Video Mastering Works 5でも同様の結果になりました。
3DMARK FireStrike はDirect X11世代のグラフィック性能を測ります。
3DMARK FireStrike | GeForce GTX960 |
GTX670 |
---|---|---|
(1920x1080) Score | 6573 | 6440 |
Graphics Score | 7583 | 7224 |
Physics Score | 9820 | 9890 |
Extreme(2560x1440) Score | 3382 | 3215 |
Graphics Score | 3547 | 3345 |
Physics Score | 9906 | 9876 |
3DMARK11はDirect X10/11世代、3DMARK06はDirect X9世代のグラフィック性能を測ります。
3DMARK11 | GeForce GTX960 |
GTX670 |
---|---|---|
Performance(1280x720) Score | P10080 | P9706 |
Graphics Score | 10493 | 10042 |
Physics Score | 9374 | 9315 |
Combined Score | 8531 | 8174 |
Extreme(1920x1080) Score | X3356 | X3412 |
Graphics Score | 3071 | 3131 |
Physics Score | 9379 | 9248 |
Combined Score | 3733 | 3739 |
3DMARK06 | GeForce GTX960 |
GTX670 |
---|---|---|
1280x720 Score | 29116 | 28360 |
SM2.0 | 11084 | 10899 |
HDR/SM3.0 | 15708 | 14727 |
CPU | 6692 | 6877 |
1920x1080 | 27933 | 26894 |
SM2.0 | 10944 | 10114 |
HDR/SM3.0 | 14220 | 13813 |
CPU | 6835 | 6847 |
HeavenもDirect Xの3Dグラフィック性能を測定するベンチマークです。3DMARKと異なり、ほぼ純粋なビデオカードの性能を測定します。
ゲーム性能ではなく、純粋にグラフィックボードの描画性能を測るベンチマークです。グラフィックボードの描画性能以外の要素は極力排除されています。
Heaven4.0 | GeForce GTX960 |
GTX670 |
---|---|---|
OpenGL (Score) | ||
1920x1080 | 1295 | 1207 |
DX9 (Score) | ||
1280x720 | 3066 | 2864 |
1920x1080 | 1386 | 1322 |
1920x1080 8xAA | 1144 | 1126 |
DX11 Tessellation:Normal (Score) | ||
1280x720 | 2844 | 2759 |
1920x1080 | 1421 | 1454 |
1920x1080 8xAA | 925 | 1024 |
低負荷ではGTX960の高いクロックが影響して性能が高くなり、負荷が高くなると基礎性能が低いので落ち込みが大きくなっています。
Full-HD 1920x1080では高負荷での落ち込みは極端な差にはなっていません。GTX960はGTX670よりも消費電力が大幅に低いので、対人FPSゲームでなければGTX670の代わりに使うのも十分アリです。もちろん、GTX660以前のビオカードからの交換では十分な性能アップが見込めます。
3Dのキャラクターを描画するシンプルなもので、Direct X9で古い設計のベンチマークです。
5回測定の平均値です。
ゆめりあ スコア | GeForce GTX960 |
GTX670 |
---|---|---|
1024x768 | 173633 | 172951 |
1600x1200 | 109811 | 120925 |
ゆめりあベンチマークでも低負荷ではGTX960が高性能、負荷が高くなるとGTX670よりも落ち込みが大きくなっています。
CINEBENCHはOpenGLによる描画性能を測定します。 OpenGLに対応したアプリの描画処理速度に影響します。
CINEBENCH R15 フレームレート | GeForce GTX960 |
GTX670 |
---|---|---|
105.18 fps | 105.92 |
1fps未満の性能差であり、完全に誤差です。測定の度にこの程度は上下してしまいます。
特定のゲームを想定した性能測定です。
銃を撃ち合うFPSゲームです。高画質なDirect X11.1に対応しています。
こちらも実ゲームを用いていますが、4Gamer.net ハードウェアベンチマークレギュレーション 15.0のセーブデータを用いています。
設定は独自に、低解像度の1280x720とFullHDの1920x1080で、動作優先の低画質設定、中画質設定、最高画質設定で測定しています。画面表示はフルスクリーンです。
Battlefield 4 (AvFPS-MinFPS-MaxFPS) |
GeForce GTX960 |
GTX670 |
---|---|---|
1280x720 映像品質:低 | 186.7-157.5-201.0 | 195.0-177.5-201.0 |
1280x720 映像品質:中 | 171.5-143.0-196.5 | 169.8-140.0-185.0 |
1280x720 映像品質:高 | 138.5-113.0-153.5 | 134.8-125.5-153.5 |
1280x720 映像品質:最高 | 93.8-87.0-101.5 | 95.9-90.0-104.5 |
1920x1080 映像品質:低 | 144.1-131.0-157.5 | 139.5-124.0-158.0 |
1920x1080 映像品質:中 | 120.3-111.5-128.0 | 117.3-109.0-133.0 |
1920x1080 映像品質:高 | 87.4-80.0-98.0 | 87.4-77.5-101.0 |
1920x1080 映像品質:最高 | 58.8-39.5-78.5 | 58.4-54.0-64.0 |
2015/03/22
GTX670の最高設定のスコアが高設定のものでした。お詫びして訂正いたします。スコアの重大な転記ミスであり、申し訳ありませんでした。また、低/中/最高のスコア表記に高設定を追加しました。
4Gamer.netによると、このセーブデータによるベンチマークでは、Av65fpsでマルチプレイ時にMin40fpsラインとなり、Av90fpsでマルチプレイ時にMin60fpsラインになり快適とのことです。
GTX960ではFull-HD 1920x1080の最高画質での最低フレームレートが落ち込んでいますが、平均フレームレートではGTX670と同等になっています。最高フレームレートはGTX670よりも高いため、急に負荷が高くなると高fpsから低fpsへの差により、一瞬カクツキを感じる現象がGTX670よりも目立ちます。
GTX960は高画質では負荷が高いときの落ち込みが目立つので、滑らかな安定表示には欠けます。
GTX960のFull-HD表示は、ギリギリ最高画質でも楽しめるという際どい設計のようです。
新生FF14がDirectX11に対応して画質が向上しました。
ダンジョン、ボス戦、多勢キャラクターの同時移動などゲームで負荷の掛かるシチュエーションを一通り包括しています。
スコアが 3,500以上で「快適」、7,000以上で「非常に快適」 となります。
ロードタイムは読み込みに掛かる秒数となっています。短いほど画面の切り替わりが早くなります。
測定はフルスクリーンで行っています。
FF14 蒼天のイシュガルド | GeForce GTX960 |
GTX670 |
---|---|---|
1920x1080 DX9 標準品質(デスクトップPC) |
16782 非常に快適 ロードタイム:14.863s |
16525 非常に快適 ロードタイム: 15.241s |
1920x1080 DX9 最高品質 |
9573 非常に快適 ロードタイム: 27.451s |
9806 非常に快適 ロードタイム: 28.584s |
1920x1080 DX11 標準品質(デスクトップPC) |
15357 非常に快適 ロードタイム: 17.648s |
15368 非常に快適 ロードタイム: 18.089s |
1920x1080 DX11 最高品質 |
7453 非常に快適 ロードタイム: 19.605s |
7331 非常に快適 ロードタイム: 20.229s |
GeForce GTX960はDX11のFull-HDで最高画質設定でも「非常に快適」なスコアを確保しました。
新生FF14のキャラクター表示を加えた負荷の目安となるベンチマークです。
スコアが 3,500以上で「快適」、7,000以上で「非常に快適」 となります。
GTX670は最高画質でも十分余裕のある性能になっています。
画面表示はフルスクリーンです。
FF14 新生エオルゼア キャラクター編 |
GeForce GTX960 |
GTX670 |
---|---|---|
1280x720 標準品質(デスクトップPC) |
24622 非常に快適 | 24570 非常に快適 |
1280x720 最高品質 |
16161 非常に快適 | 17328 非常に快適 |
1920x1080 標準品質(デスクトップPC) |
20242 非常に快適 | 20171 非常に快適 |
1920x1080 最高品質 |
10093 非常に快適 | 11170 非常に快適 |
DX9世代のオンラインゲームはGTX960でも十分快適な性能です。
高画質設定での落ち込みはありますが、性能が十分高いので落ち込みがあっても問題なく快適。
古い世代の多キャラクターの表示性能を測るベンチマークです。
FF11 スコア | GeForce GTX960 |
GTX670 |
---|---|---|
High | 10254-H | 11227-H |
ベンチマークの設計が古いので、ある程度の性能以上のビデオカードでは差がなくなります。(新しい高性能なビデオカードの性能を生かせない)
PSO2 キャラクタークリエイト体験版 ver. 2.0 での測定です。
実際のゲームプレイに近い表現となり、スコアはそのままゲームのプレイのしやすさに反映されます。
PSO2 V2 | GeForce GTX960 |
GTX670 |
---|---|---|
1280x720 ウインドウモード | ||
簡易描画設定 1 | 459423 | 460780 |
簡易描画設定 3 | 141398 | 108914 |
簡易描画設定 5 | 069196 | 061003 |
1920x1080 ウインドウモード | ||
簡易描画設定 1 | 457138 | 414019 |
簡易描画設定 3 | 081715 | 064410 |
簡易描画設定 5 | 044140 | 038057 |
スコアの目安:
5001~ 快適に動作
2001~5000 標準的な動作
~2000 動作が重い
FF14よりも負荷が低い軽いオンラインゲームなので、GTX960は最高画質設定で快適にプレイ可能。
ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン ベンチマーク での測定です。
FF14よりも軽い作りになっています。
ドラゴンクエストX | GeForce GTX960 |
GTX670 |
---|---|---|
1280x720 フルスクリーン | ||
低品質 | 19452 すごく快適 | 19973 すごく快適 |
標準品質 | 18543 すごく快適 | 18773 すごく快適 |
最高品質 | 18672 すごく快適 | 18562 すごく快適 |
1920x1080 フルスクリーン | ||
低品質 | 19653 すごく快適 | 19351 すごく快適 |
標準品質 | 18457 すごく快適 | 18428 すごく快適 |
最高品質 | 18196 すごく快適 | 17815 すごく快適 |
オンラインゲームの中では軽いゲームです。あまり高くないスペックでも十分に楽しめます。
実レースゲームを使った性能測定です。ゲームのオプション設定にベンチマーク機能があります。
GRID Autosport (AvFPS-MinFPS-MaxFPS) |
GeForce GTX960 |
GTX670 |
---|---|---|
1920x1080 Low 2xMSAA |
198.23-154.99-264.43 | 209.14-155.12-265.65 |
1920x1080 MEDIUM 4xMSAA |
172.67-136.25-205.43 | 174.07-135.18-222.85 |
1920x1080 ULTRA 8xMSAA |
74.65-59.44-98.44 | 80.55-68.44-99.84 |
最低fps(MinFPS)が30あれば快適なプレイが可能で、60あれば滑らかな表示で楽しむことができます。
実レースゲームを使った性能測定です。ゲームのオプション設定にベンチマーク機能があります。
Dirt Rally (AvFPS-MinFPS-MaxFPS) |
GeForce GTX960 |
GTX670 |
---|---|---|
1920x1080 Low 2xMSAA |
164.19-118.76-220.54 | 156.69-119.19-215.87 |
1920x1080 MEDIUM 4xMSAA |
110.04-90.60-143.69 | 111.38-88.45-147.54 |
1920x1080 ULTRA 8xMSAA |
45.82-38.38-56.64 | 48.21-39.79-59.69 |
Dirt3よりも負荷が高いレースゲームとなっています。
最低fps(MinFPS)が30あれば快適なプレイが可能で、60あれば滑らかな表示で楽しむことができます。
GeForce GTX960は最低38fpsの平均45fpsなので最高画質設定でのプレイも問題なく楽しめます。
実レースゲームを使った性能測定です。ゲームのオプション設定にベンチマーク機能があります。
Dirt3 (AvFPS - MinFPS) |
GeForce GTX960 |
GTX670 |
---|---|---|
1280x720 MEIDUM 4xMSAA |
207.22-159.45 fps | 208.35-155.28 |
1280x720 ULTRA 8xMSAA |
159.48-132.23 fps | 163.02-135.68 |
1920x1080 MEDIUM 4xMSAA |
193.14-136.36 fps | 199.64-152.67 |
1920x1080 ULTRA 8xMSAA |
107.37-90.35 fps | 111.38-91.30 |
フレームレートなので30fpsがゲームを楽しめる目安です。レースゲームなので最低fpsが30欲しいところです。
Full-HD 1920x1080表示ではGTX960で十分快適なプレイが可能です。
ARTDINKの列車シミュレーションゲームの最新作、『A列車で行こう9 Version3.0 Premium Edition』のベンチマーク(性能測定)です。
「A列車で行こう9 ビュアー」は、ゲーム本体のアップデートに合わせて更新されるので、ゲームをプレイする上での正確な指標になります。
A9V3 OpeningV3 (AvFPS) | GeForce GTX960 |
GTX670 |
---|---|---|
1280x720 | ||
簡易設定: 低 | 157.4 fps | 147.9 fps |
簡易設定: 高 | 92.4 fps | 84.2 fps |
1920x1080 | ||
簡易設定: 低 | 148.9 fps | 138.5 fps |
簡易設定: 高 | 81.6 fps | 87.1 fps |
ゲームをプレイするだけなら20fpsあれば操作可能ですが、列車の動きや都市の景色を楽しむなら40fps欲しいところです。また、シミュレーションゲームであるため、画面の解像度が低いと窮屈です。
こちらもFullHDの高画質設定が快適に動作します。
Illusionゲーム(R18)のベンチマークです。ベンチマークソフトはR18ではなく普通です。
R18の3Dゲームの動作目安になります。
リアル彼女 スコア-ランク | GeForce GTX960 |
GTX670 |
---|---|---|
1280x720 (AvFPS-Rank) | ||
ノーマル | 127 S | 126 S |
ハイクオリティ | 078 S | 077 S |
1600x1200 | ||
ノーマル | 125 S | 124 S |
ハイクオリティ | 074 S | 074 S |
ランクはA以上で快適な動作です。
高解像度のハイクオリティも快適です。
一部のベンチマークでは合わせて消費電力も測定しています。
消費電力の測定には1秒毎にログがとれる『Watts up Pro?』を用いています。数値には測定器自身の消費電力に+1.5W程が加わっています。
CPUやビデオカード以外の影響を受けにくいように、シンプルなら構成のサブPCで測定しています。
M/B:GA-X48-DS5
CPU:Intel Core2 Quad Q9650 3.0GHz 4Core4Thread
Memory:DDR2-800MHz 2GBx2
SSD:SSD M4 256GB
OS:Win7 Pro 64bit
BDドライブ
1秒よりも短い変動は測定のタイミングと合わないと記録されません。そのため、瞬間最大電力は測定よりも大幅に大きい場合があります。予めご了承ください。
最大消費電力 (Watts) | GeForce GTX960 |
GTX670 |
---|---|---|
アイドル時 | 70.5 | 79.0 |
Heaven 4.0 | 220.5 | 282.1 |
新生FF14 1920x1080 最高品質 | 217.6 | 276.1 |
Core i7システムはメインPCでの構成で、負荷以外での消費電力の変動が起こりやすく公平な消費電力の比較が行えないので省略しています。スタートアップやサービスを制限してWindowsの動作はベンチマーク測定用に切り換えているため、性能測定には問題ありません。
GeForce GTX960はGTX670に匹敵する性能で、Full-HD(1920x1080)のDX9 オンラインゲームではGTX670と変わらない性能を発揮します。
高画質なDX11ゲームやビデオメモリを多く使う場面では重くなりやすい場面では急に重くなる傾向があります。
FPSや対人系のゲーム以外では問題のない性能です。重くなりやすい場面でより重くなってしまうのでは、これらの用途にはこれで快適とは言えませんね。