HDD 1.5TB ST31500341AS 性能ベンチマーク
概要
Seagate(シーゲート)のHDD、375GBプラッタ1.5TBモデルのST31500341ASの性能です。
1.5TBになると、実際の使用できる容量は1397GB程度になります。
同じBarracuda 7200.11 1TBのST31000333ASよりも、プラッタ密度が高い分、高性能になっています。
他の1TBのHDD比較も合わせて参考にしてください。
測定環境
マザーボード:ASUSTeK P5K-E
接続コネクタ:Intel ICH-9R AHCIモード
消費電力測定:センチュリーの「裸族のお立ち台 eSATAプラス」、サンワサプライの「ワットチェッカー」
HD Tune 基本性能
ST31500341ASではAccess Timeは13.6msですが、これは1TBまでの領域しか計測されていません。おそらく、ST31000333ASと同じ15ms程度になるかと思います。
連続読み取り(シーケンシャル・リード)性能は、900GBまで100MB/s以上と高速です。
CrystalDiskMark 2.2 ファイル読み書き性能
ディスク先頭の読み書き性能です。
CrystalDiskMark 2.1では、500MBでもランダムアクセス4kバイトの計測が134MBまでしか使われないという不具合があります。100MBよりも性能が低く500MBよりも高くなるため、比較する場合はご注意ください。バージョン2.2では500MB指定時も正しく計測されるようになりました。
CrystalDiskMarkでも、ST31500341ASの性能が高くなっています。
PCMARK 実用性能
PCMARKは実際に使用されるときの状況を想定した性能を計測します。
PCMARK05はWindows XPシステムを、VANTAGEではWindows Vistaシステムが想定されています。
PCMARK HDD ScoreもST31500341ASの性能が高くなっています。
PCMARK VANTAGEでは、大きなファイルを扱う場合により性能の違いが大きくなります。
Vista startupも向上しているため、1台のHDDをパーティション分割して、先頭をCドライブとして使う場合もST31000333ASより高い性能を発揮します。
PCMARK05では、小さなファイルに分割されているため、ランダムアクセスの性能の影響が強くなり、さほど変わらない性能となっています。Vistaではシステムファイルが大きいため、連続して読み取る容量が大きいことで性能差が開いたと思われます。
ワットチェッカー 消費電力の比較
消費電力は若干、ST31500341ASが高くなっています。起動時の消費電力が高いため、複数搭載した場合には電力不足で起動に失敗するなど、動作が不安定になりやすいため注意が必要です。
販売店情報
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