iMobie AnyTrans for Cloudについて
概要
iMobieの「AnyTrans for Cloud」は複数のクラウドサービスを一元管理できる便利なサービスです。
各クラウドに保存されているファイルに簡単にアクセスできるほか、クラウド間の同期をとることができます。
Windows版とMac版とWeb版があります。ここではWindowsにインストールするWindows版を紹介します。
Windows版 AnyTrans for Cloudについて
Vesion1.1で対応しているクラウドサービスは、「Box」「Dropbox」「Google Drive」「OneDrive」「pCloud」「iCloud Drive」に対応しています。
お使いのクラウドサービスを登録することで、別々のアプリなどを使わずに、AnyTrans上でそれぞれのファイルを管理することができます。
大切なファイルをクラウドに保存することは、突然の故障や災害でローカルストレージが使用できなくなった場合に有効な対策です。
あるクラウドのファイルやフォルダを別のクラウドに同期することができます。大切なファイルのバックアップを複数のクラウドに分散させるのにも最適です。
クラウド間の同期は普段使用しているクラウドで混雑やトラブルでアクセスに問題が起きるときの有効な対策となります。
それぞれのクラウドに保存されているファイルを簡単に共有することができます。
AnyTrans for Cloudでできること
- それぞれのクラウドサービスにファイルやフォルダのアップロードとダウンロード
- ファイルやフォルダの移動やコピー
- ファイルやフォルダの共有
- 異なるクラウドとの同期
有料の「プレミアムプラン」では100GB/月のデータ量がローカルにダウンロードせずに直接クラウドからクラウドへの同期がサポートされるのが特長です。より多くのトラフィック量を必用とする方にデータ量で契約する「プレミアムトラフィック」が用意されています。
iMobie AnyTrans for Cloudの詳細と料金プランについて、公式サイトをご参照ください。
- iMobie公式サイト: AnyTrans® for Cloud – 複数クラウドコンテンツをひとまとめに管理する
AnyTrans for Cloudの使い方
言語を日本語に変更して、SNSアカウントでもログインすることができます。
アカウントはWeb版でも共通となります。Web版で日本語表示するにはアカウントのアイコンにある「Choose Language」で日本語を選択することができます。
2018年7月31日まで、プレミアムプランが使用できる日数を追加するミッションが開催されています。クラウドドライブを1つ追加するごとに、プレミアムプランが2日間使用できます。
AnyTransで連携させたいクラウドドライブを追加します。クラウドの表示はマイクラウドや左側ねニューのアイコンから表示することだできます。
クラウドの中のファイルやフォルダアップロードとダウンロードはドロップ&ドラッグで行い、右クリックのメニューで操作を選択することができます。
共有を選択すると相手に伝えるためのURLが作成されます。プレミアムでは共有設定でパスワード保護、有効期限
、ダウンロード数を制限することができます。
同期は選択したファイルやフォルダを異なるクラウドにコピーします。クラウドデータの引っ越しにも便利です。
同期には「Onlineチャンネル」「Offlineチャンネル」「Premiumチャンネル」の3つがあります。
「Onlineチャンネル」はインターネットからローカルにダウンロードしてアップロードします。
「Offlineチャンネル」はローカルにダウンロードせずにクラウド間で同期をとります。
「Premiumチャンネル」はプレミアムサーバーでスケジュールに沿って素早く同期をとります。専用サーバーを使うことで「Offlineチャンネル」よりも高信頼性の同期です。
同期モードは一方向ですが3種類あります。
「一方向同期」は重複ファイルをスキップして同期します。新しいファイルのみが追加されます。
「一方向累積同期」は重複ファイルもコピーされます。新しいファイルが追加されて同じファイルが更新されます。
「一方向バックアップ同期」は新しくフォルダを作成してその中にコピーされます。実行の度に以前の同期ファイルが残り新たに追加されます。