「EaseUS Todo Backup」 について
概要
EaseUS Todo Backupは、不調になったときに元に戻すための保存と復元や新しいSSD/HDDへ移行するためのバックアップソフトです。
ディスクやフォルダのバックアップなど基本機能は無料のFree版でも十分使うことができます。有料のHome版以上ではオプション設定により効率の高いバックアップの実行や、Windowsが起動できなくなった場合でも起動ディスクによるバックアップと復元が可能になります。
ここでは「EaseUS TodoBackup」のバージョン情報とエディションによる違いを紹介しています。
EaseUS Todo Backup のエディションの違いについて
EaseUS Todo Backup 製品比較 一覧
シリーズ製品比較一覧 | Free | Home | Workstation |
---|---|---|---|
バックアップ&復元スピード | 普通 | 速い | 速い |
コマンドによるバックアップ | - | - | ● |
P2V変換、データのコピー及び復 | - | - | ● |
EaseUS Backup Centerによる集中管理 | - | - | ● |
テープまでバックアップ | - | - | ● |
Outlookメールのバックアップと復元 | - | ● | ● |
スケジュールに基づくバックアップ | - | ● | ● |
Eメールによる通知、プレ/ポスト・コマンド、オフサイトコピー、イベントベースのスケジュールバックアップ、一部のファイルを除外してバックアップ | - | ● | ● |
永久保証の技術サポート | - | ● | ● |
Outlookメールのバックアップと復元 | - | ● | ● |
スケジュールに基づくバックアップ | - | ● | ● |
他のPCへのシステムの移行 | - | ● | ● |
USBのBootable Systemの作成 | - | ● | ● |
ディスク/パーティションクローン | - | ● | ● |
SSD/HDDへのOSの移行 | - | ● | ● |
WinPEブータブルディスクへの対応 | △ | ● | ● |
MBR、GPT、RAID、UEFIブートへの対応 | - | ● | ● |
完全/増分/差分バックアップ | ● | ● | ● |
ディスク/ファイルのバックアップと復元 | ● | ● | ● |
ファイル、システムとハードドライブをクラウドにバックアップ | ● | ● | ● |
ライセンス形態について
- 1ヶ月間ライセンス
- 1年間の技術サポートと新しいバージョンへの無料アップグレードに対応しています。
サブスクリプションのようなライセンスです。契約期間の間は最新のソフトが使えます。 - 年間ライセンス
- 1年間の技術サポートと新しいバージョンへの無料アップグレードに対応しています。
サブスクリプションのようなライセンスです。契約期間の間は最新のソフトが使えます。- 1TB Cloud ストレージ
- EaseUSクラウドにバックアップを作成できます。ディスクスペースを借りることになるので、年間ライセンスのみのオプション提供となっています。
- 永久ライセンス
- 永久サポートと有料で新しいバージョンへのアップグレードに対応しています。
パッケージのダウンロード購入に近い販売形態です。
アップグレード料金は新規にソフトを購入するよりも安くなります。アップグレードをせずに古いバージョンで使い続けることが可能です。マイナーアップデートであればアップグレード料金は掛かりません。(v11.0からv11.5へのアップデートは無料。v11.xからv12.xへのアップグレードは有料)
現在はこのタイプの販売はなくなりました。 - 永久ライセンス(無料アップグレード対応)
- 永久サポートと無料で新しいバージョンへのアップグレードに対応しています。
初期費用は高いですが、その後はお金が掛からずに最新のソフトを使うことができます。
個人向きのバックアップソフト
EaseUS Todo Backup Free
家庭や個人のあまり使わないPCのバックアップに最適。
基本的なバックアップ機能のみ。一部の機能がロックされています。
Free版でもWinPEブータブルディスクからの起動ができるようになりました。作成済みのバックアップからの復元の他、ファイルとディスクのバックアップを作成することができます。Free版のブータブルディスクで実行できる機能は限定されています。
Free版では一部の機能はロックされていて選択することができません。
Free版を使用中にHome版のライセンスを認証すると、制限が解除されてHome版として使用することができます。
Free版でもUSBメモリやCD/DVDのブートディスクでEaseUSのバックアップを扱えるようになりました。Windowsが正常に動作できなくなった場合でも、ブートディスクから起動してディスクやファイルを復元することができます。
ブートディスクから起動してバックアップを実行したタスクが表示されない場合は、保存したバックアップを直接読み込むこと[参照して復元]でそのバックアップを復元することができます。
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EaseUS Todo Backup Home
家庭や個人のよく使う個人PCのバックアップに最適。
Freeエディションのロックが解除されています。
- Freeの基本機能に拡張機能が追加
- 異なるPCへの移行に対応
- バックアップが不要なフォルダやファイルを除外して容量と時間を節約。
- Outlookのバックアップと復元が可能。
- Eメール通知、コマンド、オフサイトコピー、イベントによるバックアップのスケジュールに対応
企業向きのバックアップソフト
複数のPCのEaseUS Todo Backupを集中管理するには別売りの「Backup Center」が必要です。
複数のコンピューターで使用する場合は、実行するコンピューターごとのTodo Backupのライセンスか複数のPCで実行が可能なTodo Backup Tecnicianのライセンスが必要です。
EaseUS Todo Backup Workstation
仕事で使うPCのバックアップに最適。
Free/Homeとは異なる設計になっています。
- Homeの機能にビジネスPC向きの機能を追加
- 仮想PCまたはVMwareまでシステムを移行
- Backup Centerで中央制御
- テープまでバックアップ
EaseUS Todo Backup Server
Workstationの機能の他に、Windows Server に対応。
EaseUS Todo Backup Advanced Server
Serverの機能の他に、Exchange Server と SQL Server のバックアップと復元が可能。
EaseUS Todo Backup Tecnician
Advanced Serverの機能に加えて、自らのクライアントに技術サービスを提供し、複数のコンピューターに使用可能となります。
EaseUS Todo Backupのバージョンについて
ライセンスとバージョンアップについて
EaseUS Todo Backupでは対応しているバージョンのライセンスが必用です。永久ライセンス(永久無料アップグレード版、ライセンス不要のFree 版)では同じライセンスでバージョンアップして使うことができます。
バージョンアップにはメジャーバージョンアップ『v13.xから2022(v14.x)へのアップデート』とマイナーバージョンアップ『2022(v14.0)から2022(v14.1)や2022(v14.2)などへのアップデート』がありますが、マイナーバージョンアップではライセンスの更新は不要です。
新しいバージョンが登場しても問題がなければそのまま古いバージョンを使い続けることができます。
アップデートなどの通知が不要の場合は設定で無効にすることができます。
家庭・個人向け(Free/Home版)のバージョンについて
バージョン 2023(15.1)
- EaseUS Cloudへのアプリケーションデータのバックアップ(Outlook)に対応しました。
- バックアップ/リストアの速度とバックアップ/リストアされたデータの量の表示を追加しました。
- EaseUSアカウント登録方法を改善しました。
- クラウドバックアップの一時保存先をシステムディスクから別のディスクに変更しました。
- クラウドバックアップでバックアップ速度制限が機能しない問題を修正しました。
バージョン 2023(15.0)
- ファイルバックアップにネイティブモードを追加しました。( バックアップ時に元のファイル形式を保持します。)
- 日付の表示形式をWindowsのシステム設定に合わせるようにしました。
- Dropboxの認証タイムアウトエラーによるバックアップ失敗の不具合を修正しました。
バージョン 2022(14.3)
- EaseUS Cloudへのディスクバックアップを新規に対応
- EaseUS Cloudへのシステムバックアップを新規に対応
バージョン 2022(14.1)
- バックアップデータをランサムウェアの脅威から保護するため、EaseUSセキュアゾーンの作成とバックアップ機能を追加
- Outlookのバックアップが応答しないまたはクラッシュする問題を解決
- GPTパーティションテーブルの設定パーティション名のエラーでVSSに失敗するエラーを修正
- ファイルバックアップが特殊な環境で止まってしまう問題を解決
- VSSの起動に失敗し、一部のシステムがバックアップできない問題を解決
- マルウェアの悪用により、ESETセキュリティが安全でない可能性のあるアプリケーションとして表示される問題を解決
- Dllハイジャックの潜在的なリスクを修正
- スマートバックアップで、削除された画像が原因で失敗メッセージを返す問題を修正
- Windows XPでスケジュールバックアップが実行されない問題を修正
- バックアップ前後のコマンド実行で、コマンド実行の失敗が判定されない問題を修正
バージョン 2022
- インターフェースを一新