購入したビデオカード(グラフィックボード)の測定した性能と感想をお伝えします。
GeForce GT610はGT520のリネーム版で同じ物です。
GeForce GT620はGT430からメモリバスの帯域を制限した物です。
どちらも5000円以下で販売されています。
GeForce GT620 | GeForce GT520 (GT610) | GT220(参考) | |
CUDAプロセッサーコア数 | 96個 | 48個 | 48個 |
コアクロック | 700 MHz | 810 MHz | 625 MHz |
シェーダークロック | 1400 MHz | 1620 MHz | 1360 MHz |
ビデオメモリの種類 | GDDR3 | GDDR3 | GDDR3 |
ビデオメモリクロック | 1800 MHz相当 | 1800 MHz相当 | 1580 MHz相当 |
ビデオメモリ バス幅 | 64bit | 64bit | 128bit |
最大消費電力 | 49W | 39w | 58W |
バス対応規格と形式 | PCI-Express 2.0 x16 | PCI-Express 2.0 x16 | PCI-Express 2.0 x16 |
GeForce GT220も同じ条件での比較に追加しました。
GeForce GT220の詳細は別ページをご確認ください。
GALAXY GF PGT620-LP/1GD3
ロープロファイル対応で、アナログDsub接続を使う場合は2段分の空きソケットが必要です。
ヒートシンクに高さがあり、1段のブラケットより少し出っ張ります。
小型のファン搭載で音はそれなりに響きます。やや大きなヒートシンクを搭載している割りには大きめの音です。
ZOTAC GT520 SYNERGY Edition 1GB DDR3 PCIE LP(ZT-50604-10L/ZTGT520LP-1GD3R1)
ロープロファイル対応で、アナログDsub接続を使う場合は2段分の空きソケットが必要です。
薄型のヒートシンクでファンも内側にあるため1段分のスペースしか無い場合でも使用できます。
小型薄型のファンであるためアイドル時でもサーと音が響きます。
Windows7でのPC性能の目安となるスコアです。
GeForce GT620
GeForce GT520
GT520の方がクロック値が高いためその影響でしょうか。
Windows7での実用性を測るベンチマークです。
PCMARK7 総合スコア | GeForce GT620 | GeForce GT520 | GT220 |
---|---|---|---|
PCMark Score | 3132 | 3138 | 3271 |
Creativity (クリエイティブ/制作) | 3779 | 3792 | 3743 |
Entertainment (エンターテインメント/再生) | 2479 | 2544 | 2815 |
総合スコアではGeForce GT520が僅かに上回っていますが、上位モデルと比較すると五十歩百歩の違いもありません。
動画と画像 | GeForce GT620 | GeForce GT520 | GT220 |
---|---|---|---|
Video playback and transcoding / Video playback ビデオの再生 フレームレート |
23.14 fps | 23.13 fps | 23.10 fps |
Video playback and transcoding / Video trancoding ビデオの変換速度 |
2984.02 kB/s | 3014.54 kB/s | 2908.34 kB/s |
Video Transcoding - high quality 高画質なビデオの変換速度 |
678.37 kB/s | 677.33 kB/s | 684.58 kB/s |
Image manipulation 画像の操作 ピクセル数 |
7.71 Mpx/s | 7.84 Mpx/s | 7.27 Mpx/s |
動画と画像の性能では誤差の範囲で差は無いと言えます。
Webブラウザ | GeForce GT620 | GeForce GT520 | GT220 |
---|---|---|---|
Web browsing and decrypting / Web browsing Webの表示 ページ数 |
14.05 pages/s | 12.76 pages/s | 12.09 pages/s |
Web browsing and decrypting / Data browsing Webの表示 データ量 |
50.31 MB/s | 44.49 MB/s | 44.87 MB/s |
Web browsing with 2x3 tabs / Web browsing 1 2つのウインドーと3つのタブ表示 その1ページ数 |
10.63 pages/s | 10.19 pages/s | 10.54 pages/s |
Web browsing with 2x3 tabs / Web browsing 2 その2 ページ数 |
10.67 pages/s | 10.03 pages/s | 10.56 pages/s |
WebブラウザではGeForce GT620の完勝です。これはInternet Explorerでのブラウジングの場合で、他のブラウザを標準で使用する場合は分かりません。
基礎グラフィック性能 | GeForce GT620 | GeForce GT520 | GT220 |
---|---|---|---|
Graphics - DirectX 9 | 11.81 fps | 14.73 fps | 24.74 fps |
Graphics - DirectX 10 - texture fill | 9.13 fps | 5.613 fps | 4.63 fps |
Graphics - DirectX 10 - color fill | 0.24 fps | 0.70 fps | 1.19 fps |
Graphics - DirectX 10 - POM | 5.27 fps | 3.74 fps | 7.30 fps |
Graphics - DirectX 10 - GPU cloth | 10.50 fps | 15.90 fps | 13.26 fps |
Graphics - DirectX 10 - GPU particles | 5.34 fps | 7.80 fps | 12.19 fps |
Graphics - DirectX 10 - Perlin noise | 12.463 fps | 7.58 fps | 9.09 fps |
基礎グラフィック性能は、Direct X9はGeForce GT520の方が表示が速く、Direct X10では向き不向きがあるようです。GeForce GT620はコア数が多くてクロックが低く、GeForce GT520はコア数が少なくクロックが高いという設計の違いがあります。GeForce GT220はGT620/520よりもメモリバスの帯域が広いです。
TMPGEnc Video Mastering Works 5による動画変換です。
AVCHDビデオ(1920x1080 22Mbps)をH.264形式のPSPサイズ(480x272 1Mbps)にGPU機能を使って変換します。
フィルターありでは、インターレースの解除、映像ノイズの除去、色調補正、を行い変換します。ビデオカメラの動画編集でよく使うフィルター処理です。
動画変換時間 | GeForce GT620 | GeForce GT520 | GT220 | CPU変換 |
---|---|---|---|---|
フィルターなし | 07:15 | 07:28 | 07:31 | 07:13 |
フィルターあり | 14:30 | 16:08 | 17:02 | 14:36 |
GT620/GT520共にCUDA性能がとても低く、CPUの性能が高い場合はCUDA変換を使う意味が無くなっています。
動画変換の消費電力量 | GeForce GT620 | GeForce GT520 | GT220 | CPU変換 |
---|---|---|---|---|
フィルターなし | 0.0139 kWh | 0.0137 kWh | 0.0145 kWh | 0.0142 kWh |
フィルターあり | 0.0292 kWh | 0.0302 kWh | 0.0329 kWh | 0.0296 kWh |
CPU変換の電力はGT620搭載時のものです。
Watts up PRO?での1秒毎の消費電力を変換時間分抜き出して計算したキロワットアワーです。CPU処理とGPU処理の電力バランスと変換時間の関係で変わるため、単純に早ければ電力が少ないとは限りません。この比較に於いては誤差程度の違いでしかありませんでした。
3DMARK11はDirect X10/11世代、3DMARK06はDirect X9世代のグラフィック性能を測ります。
3DMARK11 | GeForce GT620 | GeForce GT520 | GT220 |
---|---|---|---|
Performance(1280x720) Score | P667 | P614 | |
Graphics Score | 597 | 537 | |
Physics Score | 3809 | 3838 | |
Combined Score | 494 | 522 | |
Extreme(1920x1080) Score | X182 | X184 | |
Graphics Score | 164 | 164 | |
Physics Score | 4300 | 3914 | |
Combined Score | 169 | 193 |
GeForce GT220はDirect X10.1までの対応です。
3DMARK06 | GeForce GT620 | GeForce GT520 | GT220 |
---|---|---|---|
1280x720 Score | 3933 | 4663 | 8568 |
SM2.0 | 1433 | 1733 | 3177 |
HDR/SM3.0 | 1391 | 1648 | 3473 |
CPU | 4452 | 4495 | 4151 |
1920x1080 | 2393 | 3099 | 5601 |
SM2.0 | 934 | 1212 | 2159 |
HDR/SM3.0 | 747 | 983 | 1951 |
CPU | 4458 | 4640 | 4581 |
GeForce GT220はクロック性能は低いですが、3D描画性能のバランスが高いです。
GeForce GT620とGeForce GT520はWindowsのデスクトップやブラウザなどの基本表示と動画再生を重視して、ゲーム等の3D描画性能を省いたようなバランスになっています。
OpenGLの描画性能を測定するベンチマークです。
CINEBENCH R15 GPU fps | GeForce GT620 | GeForce GT520 | GT220 |
---|---|---|---|
Onpen GL GPU | 16.51 fps | 16.42 fps | 18.19 fps |
HeavenもDirect Xの3Dグラフィック性能を測定するベンチマークです。3DMARKと異なり、ほぼ純粋なビデオカードの性能を測定します。
ゲーム性能ではなく、純粋にグラフィックボードの描画性能を測るベンチマークです。グラフィックボードの描画性能以外の要素は極力排除されています。
Heaven4.0 Score | GeForce GT620 | GeForce GT520 | GT220 |
---|---|---|---|
OpenGL | |||
1920x1080 | 49 | 62 | 117 |
DX9 | |||
1280x720 | 121 | 143 | 278 |
1920x1080 | 51 | 67 | 121 |
DX11 Tessellation: Normal | |||
1280x720 | 115 | 131 |
Heaven3.0 AvFps | GeForce GT620 | GeForce GT520 | GT220 |
---|---|---|---|
DX11 Tesselation:Normal | |||
1280x720 | 7.9 | 8.4 | |
1920x1080 | 4.1 | 4.6 | |
DX10 | |||
1280x720 | 11.1 | 12.6 | 19.6 |
1920x1080 | 5.2 | 5.9 | 9.4 |
DX9 | |||
1280x720 | 9.5 | 10.9 | 19.2 |
1920x1080 | 3.9 | 4.9 | 9.0 |
GT520の性能が僅かに高いですが、1fps程度の違いは見た目には変わらず、どちらも表示はカクカク状態で、高画質の3D描画には性能不足です。
3Dのキャラクターを描画するシンプルなもので、Direct X9で古い設計のベンチマークです。
ゆめりあ スコア | GeForce GT620 | GeForce GT520 | GT220 |
---|---|---|---|
1024x768 | 13533 | 15891 | 34432 |
1600x1200 | 6045 | 8697 | 17884 |
Direct X9のシンプルな3D描画はどちらも可能です。
特定のゲームを想定した性能測定です。
Direct X11世代の兵隊ものFPSゲームです。ベンチマークソフトは無く、ゲーム本体を使用しています。
4Gamer.netのベンチマークレギュレーション 15.0のセーブデータを用いた操作不要のキャンペーンモードでの測定です。同じ場面で無操作であるため、結果を比較するベンチマークとして適しています。
・4Gamer.net ベンチマークレギュレーション
測定は64bit版のフルスクリーンモード。オプションで画面の解像度とグラフィックのクオリティを変更して測定しています。性能測定はFrapsを用いて1分間の測定を2回行った平均値です。
4Gamer.netによると、このセーブデータによるベンチマークでは、Av65fpsでマルチプレイ時にMin40fpsラインとなり、Av90fpsでマルチプレイ時にMin60fpsラインになり快適とのことです。
Battlefield4 AvFps | GeForce GT620 | GeForce GT520 | GT220 |
---|---|---|---|
1280x720 | |||
グラフィックのクオリティ 低 | 15.1 | 17.0 | |
中 | 13.0 | 14.3 | |
1920x1080 | |||
低 | 7.9 | 9.5 |
このクラスのグラフィックボードでは動作が重すぎて操作が厳しい結果となっています。
フィールドに複数のキャラクターを表示させることで、実際のゲームに近い性能測定になりました。
測定はフルスクリーンモードを選択しています。
新生FF14 キャラクター編 スコア | GeForce GT620 | GeForce GT520 | GT220 |
---|---|---|---|
1280x720 フルスクリーン | |||
標準品質(デスクトップPC) | 2092 普通 |
2867 やや快適 |
4875 快適 |
最高品質 | 850 動作困難 |
1212 設定変更が必要 |
1860 設定変更を推奨 |
1920x1080 フルスクリーン | |||
標準品質(デスクトップPC) | 959 動作困難 |
1439 設定変更が必要 |
2527 やや快適 |
最高品質 | 364 動作困難 |
645 動作困難 |
878 動作困難 |
解像度と画質設定を低くすればプレイは可能ですが、映像を含めてゲームを楽しむのは厳しい結果となっています。
高画質なムービー映像場面での性能です。
動作設定での切替がないため、測定はウインドーモード(デスクトップの一部に表示している状態)です。
FF14 スコア-LoadTime | GeForce GT620 | GeForce GT520 | GT220 |
---|---|---|---|
Low | 808 - 13610 ms | 990 - 12943 ms | 1374 - 12240 ms |
High | 395 - 16517 ms | 500 - 14870 ms | 717 - 13425 ms |
LoadTimeは読込の早さを表しています。ms(ミリ秒)なので数値が小さいほど早いです。
古い世代の多キャラクターの表示性能を測るベンチマークです。
FF11 スコア | GeForce GT620 | GeForce GT520 | GT220 |
---|---|---|---|
High | 6529 | 7203 | 8081 |
背景処理とキャラクター動作の性能を測るベンチマークです。実際のゲームを想定していますが、敵数やエフェクトなどの違いにより、実ゲームではもっと重くなる場面があります。
PSO2 キャラクタークリエイト体験版 ver. 2.0 での測定です。
実際のゲームプレイに近い表現となり、スコアはそのままゲームのプレイのしやすさに反映されます。
PSO2 | GeForce GT620 | GeForce GT520 | GT220 |
---|---|---|---|
1280x720 ウインドウモード | |||
簡易描画設定 1 | 9297 | 12933 | 33001 |
簡易描画設定 3 | 692 | 1049 | 2779 |
簡易描画設定 5 | 348 | 583 | 1463 |
1920x1080 ウインドウモード | |||
簡易描画設定 1 | 2945 | 5625 | 18689 |
簡易描画設定 3 | 208 | 368 | 980 |
簡易描画設定 5 | 131 | 210 | 587 |
スコアの目安:
5001~ 快適に動作
2001~5000 標準的な動作
~2000 動作が重い
画質設定を最低にしないとゲームを楽しむのは厳しい結果となっています。
フルスクリーンでは解像度が固定になってしまうため測定はウインドーモードで行っています。
PSO2 | GeForce GT620 | GeForce GT520 | GT220 |
---|---|---|---|
1280x720 ウインドウモード | |||
簡易描画設定 1 | 2412 | 4900 | 11574 |
簡易描画設定 3 | 287 | 456 | 1227 |
簡易描画設定 5 | 157 | 246 | 710 |
1920x1080 ウインドウモード | |||
簡易描画設定 1 | 698 | 1457 | 3979 |
簡易描画設定 3 | 118 | 170 | 433 |
簡易描画設定 5 | 86 | 119 | 282 |
簡易描画設定が低いほどグラフィック処理の負担が下がり、スコアがCPUに依存します。
レースゲームを使った性能測定です。ゲーム本体にベンチマーク機能があります。
測定はフルスクリーンで行っています。グラフィック設定の変更はプリセット(Medium/Ultra)を選択しています。
Dirt3 Average fps - Min fps | GeForce GT620 | GeForce GT520 | GT220 |
---|---|---|---|
1280x720 MEDIUM | 26.26 - 21.88 fps | 29.11 - 23.82 fps | 48.05 - 39.15 fps |
1280x720 ULTRA | 12.96 - 12.50 fps | 12.00 - 11.50 fps | 27.63 - 22.64 fps |
フレームレートなので30fpsがゲームを楽しめる目安です。レースゲームなので最低fpsが30欲しいところです。
GeForce GT220では低解像度で快適なプレイが可能ですが、GeForce GT620/520では厳しい性能です。
列車シミュレーションによる都市育成のゲームです。
ゲームをプレイするだけなら20fpsあれば操作可能ですが、列車の動きや都市の景色を楽しむなら40fps欲しいところです。また、シミュレーションゲームであるため、画面の解像度が低いと窮屈です。
A列車で行こうVersion2.0 Professionalの発売に合わせてベンチマークもバージョンアップしました。OpeningV2の測定結果です。
A9V2 fps | GeForce GT620 | GeForce GT520 | GT220 |
---|---|---|---|
1280x720 | |||
簡易設定: 低 | 24.8 | 31.7 | 49.8 |
簡易設定: 高 | 8.6 | 11.4 | 14.2 |
1920x1080 | |||
簡易設定: 低 | 11.6 | 16.3 | 28.3 |
簡易設定: 高 | 4.5 | 6.7 | 9.2 |
GT620では解像度を低くして低画質設定でも最低fpsが低いため操作が厳しいです。
A9 fps | GeForce GT620 | GeForce GT520 | GT220 |
---|---|---|---|
1280x720 | |||
簡易設定: 低 | 24.1 | 29.1 | 46.3 |
簡易設定: 高 | 9.1 | 11.4 | 14.0 |
1920x1080 | |||
簡易設定: 低 | 10.9 | 14.5 | 28.0 |
簡易設定: 高 | 5.0 | 6.8 | 9.5 |
OpemingA - DemoA - DemoB - OpeningB の平均フレームレートで一番fpsが少なかった数値を採用しています。
アクションゲームですが、アクション性では無く巨大なモンスターが動く「テストタイプB」での測定です。グラフィック処理としては「テストタイプB」の方が負荷が高いです。
LostPlanet2 Rank-Average:fp | GeForce GT620 | GeForce GT520 | GT220 |
---|---|---|---|
Direct X11 | |||
1280x720 | D-6.3 | D-5.9 | |
1920x1080 | D-4.5 | D-4.5 | |
Direct X9 | |||
1280x720 | D-10.4 | C-15.1 | C-24.3 |
1920x1080 | D-5.0 | D-8.0 | D-13.4 |
高画質ではDirect X11、画質よりも動作優先ならばDirect X9になります。
GeForce GT620もGT520も、どちらも動作はカクカクで楽しむことができません。
設計の古いオンラインゲームの目安になります。
グラフィック設定は最高画質に指定していますが、解像度は1280x1024です。
大航海時代Online Totalスコア | GeForce GT620 | GeForce GT520 | GT220 |
---|---|---|---|
1280x1024 グラフィック:最高 | 833 | 979 | 1686 |
快適にプレイするならTotalスコア150以上が目安とされています。
人型が集会で集まっている場面「ベンチマークテストB」での性能です。
モンスターやキャラクター数の多いゲームの目安になります。
バイオハザード5 Average:fps-Rank | GeForce GT620 | GeForce GT520 | GT220 |
---|---|---|---|
Direct X10 | |||
1280x720 | 20.3-C | 25.8-C | 41.2-B |
1920x1080 | 10.0-C | 14.6-C | 25.5-C |
Direct X9 | |||
1280x720 | 21.5-C | 25.8-C | 42.9-B |
1920x1080 | 10.5-C | 15.1-C | 25.8-C |
平均フレームレートが30fpsもないので重いです。Direct X10/X9に関係なく基礎的な能力が足りていません。
Illusionゲーム(R18)のベンチマークです。ベンチマークソフトはR18ではなく普通です。
R18の3Dゲームの動作目安になります。
リアル彼女 スコア-ランク | GeForce GT620 | GeForce GT520 | GT220 |
---|---|---|---|
1280x720 | |||
ノーマル | 073-S | 073-S | 077-S |
ハイクオリティ | 013-B | 012-B | 028-A |
1600x1200 | |||
ノーマル | 041-S | 表示異常 | 074-S |
ハイクオリティ | 005-C | 表示異常 | 017-B |
ランクはA以上で快適な動作です。
GeForce GT520の高解像度は動作はしますが表示がおかしくなっていました。
Illusionゲーム(R18)のベンチマークです。ベンチマークソフトはR18ではなく普通です。
こちらは3D美少女をたくさん表示させるベンチマークです。
人工少女 スコア | GeForce GT620 | GeForce GT520 | GT220 |
---|---|---|---|
1024x768 | 027 | 032 | 017 |
人工少女のベンチマークはグラフィック性能よりも相性でスコアが左右されやすいです。性能の高いビデオカードでスコアが高くなるとは限りません。
一部のベンチマークでは合わせて消費電力も測定しています。
消費電力の測定には1秒毎にログがとれる『Watts up Pro?』を用いています。数値には測定器自身の消費電力に+1.5W程が加わっています。
1秒よりも短い変動は測定のタイミングと合わないと記録されません。そのため、瞬間最大電力は測定よりも大幅に大きい場合があります。予めご了承ください。
最大消費電力 Watt | GeForce GT620 | GeForce GT520 | GT220 |
---|---|---|---|
アイドル時 | 66.7 | 67.6 | 72.3 |
3DMark11 Performance(1280x720) | 123.6 | 121.5 | |
3DMark06 1280x720 | 126.8 | 128.6 | 127.6 |
Heaven 3.0 DX11 1280x720 | 129.6 | 128.6 | |
DX10 1280x720 | 129.8 | 125.8 | 120.3 |
DX9 1280x720 | 105.6 | 115.4 | 115.1 |
FF14 Low | 135.0 | 131.7 | 129.3 |
High | 128.5 | 126.3 | 131.2 |
ゆめりあ 1024x768 | 103.7 | 88.0 | 108.9 |
1600x1200 | 88.6 | 93.2 | 105.0 |
アイドルの消費電力はGeForce GT620が低いですが、GeForce GT520の方が3Dグラフィック性能が高くバランスが良いという結果になりました。それでも、どちらも3Dグラフィック性能はとても低くゲーム目的には厳しい性能です。
PCMARKはグラフィック以外の影響も大きく、実用を想定した動作であるために、電力測定が安定しないため公開を控えています。性能が低いビデオカードだからこそ他の変動の影響を大きく受けてしまいます。
アイドルの消費電力 ~ Heavenの消費電力が基本的なビデオカードの消費電力変化を表しているとお考えください。FF14の消費電力が高いのはCPUの負荷も高いためです。
GeForce GT610はGT520と同じですが、GT620の性能バランスを見るとGT620とGT610の立ち位置がよく分からなくなりますね。
GeForce GT620は動画再生とブラウザ表示用です。最低限必要なグラフィックボードとして、古いチップセットに内蔵のグラフィックからの乗り換えに。最新のCPU内蔵のグラフィック(Intel HD4000など)よりも性能が低いことに注意してください。
3D描画性能はGeForce GT520が僅かに高いですが、GT220よりも大幅に性能が低いです。GeForce GT620/GT520(GT610)はゲーム等の3D描画性能は捨てている最低限のグラフィックボードと言えます。