インクを無駄にしないHPプリンター
概要
HP（ヒューレット・パッカード）のプリンターは１０年連続世界で一番売れているプリンターです。
ですが、日本では馴染みが薄く、エプソンとキヤノンに続く第３のシェアを持っています。
特徴
HPのプリンターはインクを無駄に使いません。
他社のプリンターでは、初回起動時や、ヘッドクリーニングに大量にインクを消費（インクごと捨てる）しています。
HPプリンターでは、かすれの原因となる気泡やインクの詰まりを解消するためにインクを捨てるようなことはしません。また、インクが詰まりにくい構造です。
他社の最大の弱点である、印刷して詰まりやかすれに気づき、クリーニングを何度か行ってから印刷し直す、という無駄手間が解消されます。また、それに伴うインクや用紙の無駄な消費も抑えることができます。
他社製プリンターでは、ヘッドクリーニング等で頻繁にインクを捨てていると、捨てたインクの溜まりすぎによるエラーが発生し修理費に１万円ほどかかってしまうことがあります。HPプリンターではインクを無駄に使わないため、このようなエラーは起こりません。
耐久性
HPプリンターのHP Viveraインクはとても耐久性に優れています。耐光性は100年、耐ガス性は数十年と、他社を圧倒。アルバム保存では200年以上の保存性を実現しています。染料インクながらも、顔料インクを上回る保存性で、普通紙カラー印刷もクッキリを実現しています。
また、コンパクトプリンターでは濡れた手や汚れた手で写真を持っても大丈夫なように、染料ながらも耐水性に優れたインクを採用しています。
画質
HPプリンターは画質が悪いと思われがちですが、エプソンとキヤノンを比べてもキヤノンの写真画質に問題がないようにHPでも一般的な写真の見方では問題ありません。
プリンターの給排紙の仕組み上、他社のプリンターのようにローラの後などは光の当て加減で見えてしまいます。
使いやすさ
HPプリンターのマルチトレイは、前面給紙トレイに異なる用紙をセットでき、用紙を入れ替える手間が省けます。また、背面トレイに用紙を立てておくのと違い、用紙のたわみやホコリの付着の心配がいりません。
最新の機種ではボタン１つで自動補整することができます。これは、普段は補整なしで使い、写真が暗すぎるなど気になったときに補整を有効にして印刷し直すことで、普段の印刷に影響を与えません。
プリンターに搭載されたセンサーが用紙の質を自動で判別し最適な色合いで印刷することができます。用紙の種類ごとに設定し直す必要がなく簡単です。
印刷がとても速いのも特徴で、複合機や単体の上位機種では６色で3900ノズルの、１ノズル当たり3万発／秒以上という世界最速を実現しています。
デザインは使い回しではなく、機種ごとに使いやすく設計されています。
まとめ
HPプリンターはオンライン販売が主体のため馴染みが薄いですが、世界で売れるだけの実力が備わっています。
高画質のプロ用途プリンターもありますが、ここでは気軽に使えるプリンターとして一般家庭にもおすすめします。
インクカートリッジは価格だけを見ると他社より高く感じますが、詰まりやかすれなどの印刷失敗のコストや、何よりもインクを無駄に捨てない独自の構造により、トータルのコストはとても低く抑えられます。
家庭で使用する場合、１つ不便な点があります。それは、CD/DVDレーベル印刷対応機が少ないことです。複合機についてはレーベル面印刷が可能な機種がありません。
プリンター本体は無駄な在庫を持たない販売システムで、発売当初から低価格を実現しています。消耗品の購入もオンラインで送料無料、最速翌日出荷（地域より異なります）となっております。
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