ハードディスクのベンチマーク
ベンチーマーク
計測環境や他のベンチマークはこちら
HD Tune 2.51
ハードディスクのディスク全面に渡っての読み込み性能である速度とデータの位置まで移動するアクセスタイムを計測するベンチマークです。
・http://cowscorpion.com/HDD/HDTune.html
水色が転送速度で、奥に行くほど遅くなります。黄色はアクセスタイムで、目的のデータまで移動する速度で、場所によってかかる時間が変わります。水色は大きいほど高速で、黄色は小さいほど高速です。
赤線はおよその位置です。1GB=1000MBとするか1GB=1024MBとするかで大きなズレが生じます。表記上は1GB=1000MB、PC上は1GB=1024MBとして扱われます。
LHDHA250U2
USB2.0接続のため、ドライブの転送速度の下限よりも低いため、常に一定の速度となっています。この環境では22MB/s程度ですが、USB2.0増設カードでもnVIDIAnForce2チップセットでの接続でもあまり変わりませんでした。
HDC-U
こちらもUSB2.0接続ですが、Intelチップセット(ICH9R)での測定です。上記よりも向上していますが、容量に関係なく一定しています。このことは、転送速度の速い最新のHDDでもUSB2.0接続では性能が変わらなくなってしまうことを意味します。
Deskstar 120GXP
数年前のハードディスクで、現在発売されているハードディスクよりも、最大値も最小値も小さくなります。
MaxLine III
アクセス音がうるさくアクセスも遅い結果となっています。
品質の高いエンタープライズとして販売されていますが、S.M.A.R.T.ではスコアが低下しやすく意味がない感じです。
このドライブはあまりおすすめできません。
Deskstar K7T250
現在はプラッタ密度の高いK160やK500があまり変わらない値段で販売されており、そちらがおすすめです。日立(IBM)製は音が静かで発熱も少なく性能が高いと人気があります。
Barracude 7200.10
最新の技術でプラッタ容量が高いため転送速度が速いのですが、アクセスタイムはあまりよくありません。そのため、起動ドライブ(システムドライブ)には不向きです。 熱は若干高いですが、HDD周辺の空調が悪くなければ気にする必要はありません。
WD Raptor150(WD1500ADFD)
依然最強のハードディスクです。プラッタ容量が少ないため転送速度の落ち込みが大きく、90GBを超えた辺りで最新の7200回転のドライブに抜かれてしまいます。しかし、SATAで最速のアクセスタイム(シークタイム)が一番の特徴で、起動ドライブ(システムドライブ)として使うと最強です。
プラッタ容量が大きいので200GBまで70MB/sの性能を実現しています。シークタイムは一般的なもので、1万回転のRaptorには大きく劣ります。同じSE16でも、AAKSとそれ以前ではプラッタ容量が異なるため、転送速度が大きく異なります。在庫残り品が流通することがありますので購入時は注意してください。
測定するPC環境がこれまでのnForce2からP35+ICH9R(AHCI)に変わったことで、BurstRateとなどマザーボートとの通信が遅くなった影響を受けています。
PCMARKやHD BENCHはこちら