USBメモリーの性能比較
概要
USB3.0対応のUSBメモリー4種類の性能を比較しています。
USBメモリー
- BUFFALO 8GB RUF3-K8GA-BL
- TOSHIBA 16GB THN-U301W0160A4
- SanDisk 16GB SDCZ73-016G-G46
- SanDisk 64GB SDCZ43-064G-GAM46
USBメモリーの形状比較
SanDisk 64GB SDCZ43-064G-GAM46 について
海外パッケージ。日本国内のサポート無し。容量64GB。購入価格は風見鶏で2,398円。
パッケージはRead 150MB/sとなっており、CrystalDiskMarkの測定もRead 150MB/s前後となっています。このUSBメモリは読込速度だけでなく書込速度も高速なモデルとなっています。
とてもコンパクトな形状です。キャップが透明なのでうっかりキャップを外し忘れてUSBコネクタに差し込めないことがあります。出っ張りが少ないのでキャップが外しにくいです。USBメモリ側にストラップの通し穴が開いているのでストラップを取り付けることができます。
内部スペースに余裕がなくチップの熱がダイレクトに伝わってくるので熱く感じます。
SanDisk 16GB SDCZ73-016G-G46
海外パッケージ。日本国内のサポート無し。容量16GB。購入価格は風見鶏で898円。
キャップ無しのスマートな形状です。黒い半透明のカバーは動きません。隙間が大きいので細いストラップ紐だけでなく太い紐も通ります。
キャップがないので持ち運び時は端子を傷つけないように注意が必要です。
比較の3種類の中では一番読み込みの速度が速いです。読み込み量の多いインストールディスクの作成などに向いています。
TOSHIBA 16GB THN-U301W0160A4
海外パッケージ。日本国内のサポート無し。容量16GB。購入価格は風見鶏で799円。
使用するときは外したキャップが後ろにはめ込める形状になっていて安心です。本体にストラップ用の穴が開けられています。
比較の3種類の中では一番性能が低いです。
BUFFALO 8GB RUF3-K8GA-BL
日本国内正規品。保証期間1年。容量8GB。購入価格はAmazonのセールで514円。通常は1000~1500円ほどで販売されています。
パッケージはRead 60MB/sとなっていますが、BUFFALOの公式サイトでは「転送速度約70MB/sを実現」となっています。実測値では90MB/sを超えています。チップの中身が変わっていて初期モデルは70MB/s程度だったのかも知れません。
キャップは取り外し式で紛失のおそれがありますが、キャップにもストラップ取り付け用の穴があります。
比較の3種類の中で一番書き込み速度が速いです。アプリケーションのデータを保存するのに向いています。
現在は後継モデル RUF3-K8GB-**が暗号化ソフト対応になって発売されています。
ベンチマーク グラフで性能比較
Crystal Disk Markによる性能測定について
性能の測定にはCrystal Disk Mark 5.2.1を使用しています。バージョン4.xや3.xとの互換性が無いためご注意ください。
Seqは大きなファイルを500MB分、4Kは小さなファイルを500MB分の読込と書込の速度です。
Q32T1はマルチキューを使った命令で実際の使用に近い性能になります。USBメモリは単独のファイルのコピーや読込で使う場合も多いので、単純なSeq性能も合わせて掲載します。
USBメモリー 使用後
使用後は書込を繰り返したあとの性能測定です。通常、使うときはこちらの性能になります。
USBメモリー 新規
新規は最初の書込での性能測定です。新品のUSBメモリーがこちらの性能になります。