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PC情報基本
更新:2006/*/*

個人情報の取り扱い

概要

意味も分からずにただ流出を怖れてはいませんか?

個人情報とは特定の個人が持つ情報のことです。個人情報の中身は人によって様々です。

  • 住所
  • 氏名
  • 電話番号
  • 勤め先
  • 年収
  • 携帯電話番号
  • クレジットカード情報

上記の個人情報はインターネット利用の有無にかかわらず流出済みと思った方がよいでしょう。

個人情報と犯罪

 住所・氏名・電話番号はタウンページなどで簡単に調べられてしまいます。勤め先や年収なども情報収集業者にとってはとても簡単です。会社に知らない人や業者から電話がかかってくることがよくありましたが、それは個人情報がすでに流出しているからです。携帯電話番号やクレジットカードの情報までも悪用されていないだけで流出しています。

 よって、流出を止める術はありません。重要なのは犯罪に巻き込まれないようにすることです。

 個人情報が偶然悪用される可能性は誰にでもあります。オレオレ詐欺など電話を使った詐欺はタウンページなどの電話帳から偶然選ばれます。ほとんどの犯罪が最初は相手に対する情報がないために偶然で選びます。たくさん個人情報があっても、日本国民の多くが流出済みであるとするなら、一般的な条件で探しても該当者はとてもたくさんの人数になってしまいます。

 しかし、狙われやすい人というのがいます。それは、この人なら狙っても大丈夫だというリストに載ってしまった人です。

 犯罪者は犯罪が成功しやすい人を狙います。成功するかしないか分からない人を狙うのは失敗して捕まる可能性が高いのです。つまり、犯罪に巻き込まれそうになっても、この人は成功しにくいから次はやめようと思わせれば良いのです。情報の少ない商品の訪問販売で高額というのは高い確率で詐欺ですのでご注意下さい。

 インターネットは匿名性が高く通信者を特定しにくいとは言われますが、特定できないわけではありません。掲示板などで暴言を書き込めば、IPアドレスから相手を特定させることは可能です。(管理者の知識が乏しくIPアドレスを保存していない場合は特定できなくなります。)

 日本であれば悪質な詐欺のネットショップがあったとしても通信設備から関係者を特定することは可能です。(通信会社が協力してくれればですが)

 つまり、インターネットは安全な場所を選んで利用していけば犯罪に巻き込まれる可能性は低くなります。

 ネットショッピングでのトラブルは公益社団法人 日本通信販売協会【JADMA(ジャドマ)】

危険と安全の見分け方

 犯罪を行う人にとっては特定されにくいことが重要です。日本で行うより海外を通した方が特定されにくくなります。ホームページやメールであれば日本が管理しているアドレスjpは信頼性が高いと言えます。

 メールはハガキと同じです。その内容は配達過程で簡単に覗き見することができます。よってメールにクレジット番号やパスワードなどを送信するのは危険な行為です。

 ホームページでの入力もメールと同じように覗き見することが可能です。ただし、SSLなどの高度な暗号化がされていればほとんど不可能です。解読することは可能ですが、スーパーコンピューターでも相当な時間がかかるためわざわざ解読する人はいないでしょう。犯罪者は暗号化されていない場所を狙います。つまり、ホームページでの個人情報の入力はSSLなどで暗号化されていれば安全です。

 ネットショップは管理会社の存在するショッピングモールなどが安心です。開店するには審査があり、開店後も評判が悪ければ排除される可能性が高いからです。悪質なお店を放置しているとお店に対しての苦情は管理会社への苦情にもなってしまいます。しかし、モールではなく独立した個人ショップなら資金さえあればどんなお店であっても簡単に開店することができてしまいます。

 出会い系サイトは知らない人との出会いを促進させるものです。相手がまともな人ではない可能性もあるのでご注意下さい。しかし、すべてが詐欺や売春などの犯罪ばかりではありませんので一方的な批判は良くないと思います。(出会い系では利用者の人を見る目が問われますね。知らない相手がすぐに会いたいと言ってくるのは別の目的がある可能性が高いので会わない方が無難です。)

まとめ

・個人情報を入力する時にはSSL認証などの暗号化されていることを確認する

・通常のメールはハガキと同じで、配達途中に覗かれることがある

・ネットも現実の一部だということを忘れてはならない。また、ネットだけを怖がる必用もない

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